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音楽マーケティングで成功する7つのステップ

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音楽に関わる人ならだれでも、成功したいと思うでしょう。それにはマーケティングのスキルが必要です。本記事では、音楽マーケティングで成功する7つのステップを解説します。 音楽マーケティング 音楽マーケティングは 作曲から共有、配信、リスナーやファンに聴いてもらうための全ての活動 を意味します。 作曲 コミュニケーション 音楽の共有・提供・配信 音楽の売買 音楽マーケティングの役割 Spotyfiによると、音楽配信プラットフォームで 曲を配信する人口は800万人 います。そのうち、 540万人は10曲も配信していない のです。このことから、かれらのほとんどは、初心者であるか、サイドワークとして音楽配信をしていると言えます。また、約17万人のアーティストは少なくとも10曲以上はリリースしています。そのうちの約25%にあたる 4万人は、Spotifyから100万円以上 を稼いでいます。 これらの情報は、下記の様にまとめられます。 800万人  ー  新人 540万人  68%  趣味、サイドワーク  17万人   2%   10曲以上   4万人   1%   Spotifyから100万円以上稼ぐ 音楽マーケティングで成功する7つのステップ Step 1 音楽をつくる 全てのマーケティングは商品を創ることから始まります 。音楽マーケティングにおける商品は音楽です。従来のマーケティング手法では、市場を見渡し、ニーズを探し、差別化できるかどうかを考えます。 シングル・アルバムを販売する 音楽はアーティスト自身から生まれるものです。 曲を作り、シングルとして配信することも、複数曲をアルバムとして販売することもできます。 また、以前に発表した曲を編曲してリミックスアルバムを販売することも可能です。 商品販売 T-シャツや帽子など、ファンが欲しくなるグッズを販売するのも、音楽マーケティングの一環です。 音楽ストリーミング Apple Music、Amazon Music、Spotifyのような 音楽ストリーミングサービスは販路 として非常に重要です。 Step 2 価格を決める ライブ価格における15/85 rule 値段はあなたの商品を購入する際の購買行動に大きく影響します。価格を考える際に、 15/85 rule という考え方を参考にすると良いでしょう。これは、15%は自分、残りの...

音楽配信しても再生されないたった1つの理由

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はじめに 音楽に関わる人なら、音楽配信してみたいと思った方は多いのではないでしょうか。最近はYouTube、SoundCloud、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスや、Tune Coreなどの配信代行サービスの普及により、一般の方でも簡単に音楽配信を行うことができるようになりました。 一方で、 音楽を配信してみたものの、ほとんど再生されない という方も多いのではないでしょうか。これは、何が原因なのでしょうか。多くのサイトでは、 良いコンテンツを配信する 、 SNSで宣伝する 、 長く続ける など様々な解決策がかかれていますが、それを実行しても上手くいかない方がほとんどではないでしょうか。 本記事では、 音楽配信しても再生されないたった1つの理由 を統計データをもとに解説します。 音楽配信しても再生されないたった一つの理由 経済産業省がまとめた報告書には、驚くべきデータが記載されていました。このデータを読み解くことで、あなたがYouTube、Spotify、SoundCloud等で配信した音楽が再生されない本当の理由が明らかになります。 100万回以上再生される楽曲の割合 100万回以上再生される楽曲は、どれくらいの割合なのでしょうか? 経済産業省がまとめた報告書によると、 100万回以上再生される楽曲は、全体の0.2% しかありません。このデータから、一般に大ヒット曲として認識される楽曲を配信する難易度の高さが伺えます。ましてや、ほぼ無名のミュージシャンがこれを達成するのは至難の業であることは明らかです。 10万~100万回再生される楽曲の割合 では、10万回以上再生される楽曲の割合はどれくらいでしょうか? 10万~100万回以上再生される楽曲は、全体の0.9% しかありません。有名なアーティストでさえ、この達成が難しいことから、無名のアーティストが達成するのは至難の業であることは明らかです。 1000~10万回 それでは、1000~10万回であれば、どうでしょうか? このくらいの数字であれば、皆さんもしかしたら・・・?と期待するのではないでしょうか。このレンジの楽曲は 11.4% です。 0~100回 ここまでで、1000回以上再生される楽曲は約10%しか存在しないことが分かりました。逆に、再生回数が100回以下の楽曲はどれくらいの割合でしょうか。 経...

新しい音楽の見つけ方

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どうやって新しい音楽を見つけるのか? あなたは新しい音楽をどのように見つけていますか? 音楽配信プラットフォーム(Amazon music、Spotify、Apple Music)などのおすすめを聴いてみる方がほとんどではないでしょうか。これまでに、あなたが聴いた音楽の傾向を分析して、好みの曲に似た楽曲はおすすめしてくれるかもしれません。しかし、その方法では聴いたことがないような、まったく新しい音楽に出会うことは難しいでしょう。 では、どのようにしたら、新しい音楽を見つけられるのでしょうか。そこで、本記事では新しい音楽を見つける方法を紹介します。 新しい音楽の発見に関する解析データ 2024年2月、音楽データ会社Viberateは業界の専門家向けの最大級の音楽分析ツール「Viberate Analytics」を開発し、初期の音楽の発見が SoundCloud で最も多く行われていることを発見しました。この調査において、SoundCloud は他のストリーミング サービスでは提供されていない曲を最も多く取り揃えているプラ​​ットフォームと評価されています。 加えて、スカウトに相当するA&Rの担当者の約半数は、後に成功するアーティストをSoundCloudで発見したと述べられています。 この調査には、音楽業界の専門家 125 名が参加し、そのうち約8割はレーベルのマネージャーまたはA&Rです。残りは主にアーティスト マネージャー、ブッキング エージェント、デジタル マーケティング担当者、またはディストリビューターでした。 調査員を国別でみると、最も多いのは米国で約25%、ドイツが約9%、英国とブラジルがそれぞれ約7%、フランスが約5%になります。 Spotify、YouTube、SoundCloud のデータは才能発掘に最も重要であると評価されていますが、データによると、早期発見は SoundCloud で行われる可能性が最も高いことが判明したとのことです。  SoundCloudが音楽の発見に有効である理由 第66回グラミー賞は、最優秀新人賞ノミネート者8名のうち6名がSoundCloud Next Proアーティストでありました。また、2023年度最優秀新人賞ノミネート者10名のうち7名はSoundCloud Next Proアーティストでした。ここ...